看護師の給料【レギュラー卒と看護大卒を比較】

とてもハードな仕事内容なのに、給与が安いと感じてる看護師さんが多くいると思います。業務に見合った給与がもらえないから、転職を考えている看護師が多くいます。給与を上げるために転職活動を考えている看護師さんがいるのなら、転職活動する前に、看護師の給与の基本知識をつけてからにしましょう。
給与形態を理解したうえで新しい病院を探すことで、今より高いお給料がもらえる病院へと転職することが可能になるでしょう。


勤務先によって給与体系はもちろん変わりますが、看護師の場合、学歴によって大きく給与が違うことを知っていましたか?


看護師の場合、看護の資格を取るまでの過程が人それぞれ異なり、様々な方法で看護の資格を取得することができます。そのため、資格取得までの過程が、看護師さんの給与に大きく影響しているといえます。


大きく影響する理由としてあげられるのが、学歴として教育年数がが能力として評価されているためです。学歴を積むことが能力を上げることに比例しているため、看護の資格を取得したのが遅くても、先輩看護師よりも給与が高くなるケースがあります。
看護師になるまでの過程にはたくさんの種類があるため、初任給の基準となる職務級と号棒のランクが変わるためです。


例えばの話ですが、
年齢が同じなのに、専門3年卒と看護大卒では給与が約3万円異なります。
専門3年を出て現場にたったAさんは月給29万円。20代の女性が月給29万円の仕事につけない20代女性の方が多いと思いますので、専門卒で看護師になったAさんは、同い年の女性よりも高い給与をもらってるといえます。


しかし、看護大を卒業してから、現場にたったBさん。月給31万円です。同じときの先に入社している同い年の看護師よりも高い給与がもらえます。大卒だと給与が高いウワサは本当です。


AさんもBさんも公立病院の病棟勤務ですが、2年目を迎えたAさんの給与が29万円。1年目を迎えた大卒のBさんが31万円。
病院勤務歴が浅くても、学歴として能力を積み上げたBさんのほうが給与が高い状況にあなたは納得できますか?

 AさんBさん
学歴専門卒看護大卒
勤務年数2年目1年目
収入29万円31万円

では、Aさんが年収を上げるためには、どうのような方法があるでしょうか。


レギュラー卒の看護師さんが年収をあげるためには、キャリアアップする方法が一番です。
学歴がないから・・・とあきらめてしまっては勿体無いですよね。少なくともレギュラー卒で病院に勤めているので、学歴のある方よりも実務経験は長くなります。実務経験を活かし、看護大卒の同世代の看護師と同じ給与になるために、いくらでも方法はあるのです。